1本の虫歯から総入れ歯へ…負のスパイラル
こんにちは♪年齢を重ねると歯が抜けてしまい、総入れ歯になってしまう…
それを「普通のこと」や「仕方ないこと」だと思っていませんか?
日本は世界に誇る長寿国ですが、残念なことに歯科先進国である欧米諸国と比べると、歯の寿命は短いのが実情です(T_T)
80歳の時点での平均残存歯数は、欧米諸国が20本前後であるのに対して日本の場合は14本しかないそうです。
では、歯科先進国と日本では何が違うのでしょうか?
それは、日本の予防歯科にする意識の低さです!
定期的に歯科医院でメンテナンスを受けている人の割合を国別に見てみると、歯科先進国であるスウェーデンが約90%、アメリカが約80%、イギリスが約70%であるのに対して、日本はたった2%というデータがあります。
予防歯科の考え方が日本でも浸透してきてはいるものの、「症状が出てから歯医者に行く」という方がまだまだ多いのが現状です(-_-;)
どんなに完璧な治療を行ったとしても、一度虫歯になった歯がもとに戻ることはありません。
ご自身の歯を守る為には、虫歯や歯周病などのトラブルを予防することが大切なのです。
ネバネバした膜で細菌を守るバイオフィルムは、虫歯や歯周病の温床になります。
そのバイオフィルムは3~4ヶ月スパンで形成される為、当院では「3ヶ月に1度の定期検診」をおすすめしています。
治療後の良好な状態を保つには、3ヶ月サイクルで歯のチェックをするのがベストです!
定期検診を受けていれば早期発見・早期治療が可能になり、トラブルが起きてから歯科医院にかかるよりも結果的に患者さんの負担が少なくて済みます(^o^)/
2020年02月20日 22:55