みなさん、こんにちは!長野フォレスト歯科の市川美雪です!
春らしい暖かい陽気になってきたと思ったら急に冬に戻ったように寒くなったりしていますが春が近づいている証拠ですね。とはいえ、体調には気をつけたい時期です。
当院のセラミック治療にはオールセラミック、ジルコニアセラミック、ハイブリッドセラミックがあります。前回のブログでセラミックとハイブリッドの違いをご紹介したと思いますが、今回はもうひとつのセラミックのジルコニアについてお話したいと思います。
ジルコニアとは?
ジルコニアとは二酸化ジルコニウムのことで、人工ダイヤモンドとも言われています。
ジルコニアは主にジュエリーやアクセサリーなどの宝飾品に使用されていましたが、歯科治療でも使用されるようになってきました。
他のセラミックと同様に審美性に優れており、金属アレルギーの心配もありません。
ジルコニアはとても硬く加工が難しい素材ですが、天然歯に近い白さと透明感に仕上げることができるようになりました。
ジルコニアの特徴
・ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれていることからもわかるように強度、耐久性にとても優れています。強度があるため歯ぎしり、食いしばりのある方の奥歯の詰め物、被せ物としても使用できる。セラミックが割れてしまうくらいの歯ぎしり、食いしばりがある方にも使用できます。
強度、耐久性がありインプラントの上部構造としても使用できます。
強度あり金属を全く使わないブリッジの素材として使用できます。審美性にも優れているので前歯のブリッジにも使用できます。
使用する場所(前歯か奥歯)によってフルジルコニア、またはジルコニアセラミックの選択ができます。
フルジルコニアは強度重視の奥歯に使用することをお勧めします。
ジルコニアセラミックはジルコニアの表面にセラミックを焼き付ける事によりさらに審美性を上げて周りの歯との馴染みを良くします。そのため前歯のインプラントの上部構造やブリッジとして使用することをお勧めします。
とても硬い素材なのでなかなか削れず除去するのが大変な事があります。
独特の光沢感があるためオールセラミックに比べて若干審美性に劣る事があります。
最後に
ジルコニアは強度、耐久性、審美性、健康面にとても優れていますが、全てにおいてジルコニアが1番と言う訳ではありません。ご自身のお口の中の状態や噛み合わせの歯の状態など歯科医師やTC(トリートメントコーティネーター)と相談して決めていただくのが良いと思います。
ジルコニアについて相談したい方はお気軽に長野フォレスト歯科までご連絡ください。
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