当院では、「できるかぎり痛みの少ない治療」「再発しないための精密な治療」のために最新鋭の機器を駆使しながら歯科治療を行っています。当院の虫歯治療の特徴について紹介させて頂きます。
当院では歯科用CTスキャンを完備しています。インプラント治療などの高度な診断を要する治療での使用はもちろんのこと、一般的な虫歯治療でも、レントゲンでは判断に悩む根管形態や病巣の有無において、CTを活用して、診断を行います。正確な診査・診断が精度の高い治療には不可欠です。
マイクロスコープや拡大鏡などを駆使しながら、肉眼の約3~20倍の拡大視野下で治療を行っています。カンや経験に頼る治療でなく、目視した上で正確に行う治療を行っています。
歯の神経の長さを、コンピューターで測定しながら自動で歯の神経を綺麗に出来ます。一般的に根管治療は治療回数も多く、根気のいる治療になります。ただ、この根管拡大装置を使用することで、素早く、そして正確に根管治療を行うことができます。
笑気吸入鎮静法では中枢神経の働きを抑制することで、恐怖や辛さをコントロールし、落ちついた状態で歯科治療を受けることができます。全身麻酔とは異なり、呼吸および反射等の機能は維持され、笑気吸入鎮静法を受けている患者さん自身の意識は保たれるので、全身麻酔よりも安全性は格段に高いです。治療終了後は数分の安静で帰宅できる状態にもどります。主に、親知らずの抜歯等の外科的な処置の際に使用しますが、一般的な治療でも恐怖を感じる方はご相談ください。
※ 外科的な処置以外の場合は保険適応外の治療となります。
一般的な保険治療では、ガッタパーチャというゴムで出来た棒状の薬を歯の根の中に詰め込み充填しますが、この方法だと隙間が生じやすく、緊密な薬の充填ができません。一方で、当院で採用しているウルトラフィルシステムは熱して軟化させたガッタパーチャを根管内に圧接しながら流し込む方法です。隙間なく緊密に充填できるので再発のリスクを大きく下げることができます。一般的な保険治療で使用される材料の50倍ほどの費用になりますが、治療の質を高めるためには必要不可欠と考えています。
歯の根っこに膿ができた症状(根尖病巣)などで根管治療をしても、細菌が除去できない難治例の場合、当院では外科的歯内療法(歯根端切除術)を行います。この治療法は歯ぐきを切開して、歯の根っこの先の膿をキレイに取り除き、細菌の温床となっている歯根の先端を1~2ミリほど切断し、充填材を詰めるものです。他院で抜歯が必要と判断された症例でも、外科的歯内療法(歯根端切除術)で歯を残せる場合もあります。
根尖病巣で病巣が大きい場合や歯根端切除術では難しい部位の場合、一度歯を抜いて、悪い部分を取り除き、再度植立する、“再植術”を行うことがあります。難治症例でも歯を残せる場合があるので、難易度の高い治療ですが、お口の状況にあわせてご提案する場合があります。
当院では最新で最良の治療を行うために、日々研鑽を重ねています。お口のことでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。