長野市長野駅から徒歩1分の歯医者、長野フォレスト歯科

診療科目

Medical

結論からお伝えすると、この「デンタルドック」はお口に関する詳細の検査を行い、その検査データをもとに診断・治療計画を立て、包括的な最良の治療を提案します。なぜ、このデンタルドックが必要なのか、詳細についてお伝えさせて頂きます。


なぜ、デンタルドックが必要なのか?

保険診療は、基本的に痛い歯、痛くはないけど穴が開いた虫歯等を治療して、最終的に小さいものであれば歯科用樹脂(コンポジットレジン(C R))を詰める。大きなものであれば、被せ物(クラウン)を被せる治療です。

ただ、問題のある歯だけを樹脂で詰めたり、被せ物を作るので、お口全体で診ると誤差が生じます。また、かみ合わせは高いと気になるので、基本的に低く調整することが多くなります。治療する回数や、本数が多くなると、その誤差はますます増えます。

その誤差が患者さんの許容範囲内であれば、何事もなく(無症状)で経過します。
ですが、基本的に保険診療で通常行われる治療には保険診療に準じた、材料や手順が決まっていて、治療の限界があります。

そのため、総合的にではなく、基本一本一本の歯に対しての処置となります。体には、歯が上下左右に32本(親知らず含む)あります。そして、それぞれの歯に役割もあり、バランスを保ちながら存在します。特に歯のかみ合わせは、食生活などの生活習慣と同程度の虫歯、歯周病、歯列(歯並び)不正、そして全身にも影響があります。

口腔は、呼吸、摂食(食べ物)、姿勢保持などを司っています。
口腔はとても重要な人間の根源を維持しているのですが、歯はその中でも、最も重要な組織です。

ですが、
① 許容範囲内で症状の自覚がない。
② 多少の自覚があったとしても、軽度であまり気にならない。
③ かみ合わせから症状がきているかをそもそも知らないので歯科受診しない。

上記のような理由で気にされない方が多いのも事実です。
ですが、、、年齢を重ねると共に
① 許容範囲は低下
② 下顎の位置変化で悪化
③ 時間経過と共にかみ合わせの誤差による頭の骨の歪みの進行
④ 時間経過と共に姿勢の歪みの進行
などにより、色々な症状が実際の生活で支障が出て自覚します。
中には、かみ合わせが原因とは思わなかった全身症状もあります。
体やかみ合わせの歪みを、放置してしまうと悪化するリスクが高まります。

そのため、しっかりとお口の詳細の検査を行い、治療をする必要があります。
ただ、詳細の検査をしたところで、根本的な治療が行える体制でないと、意味がありません。そのために、当院では保険診療に縛られることなく、最良の治療を行えるような治療ラインナップを揃えました。


最良の治療を行うための治療ラインナップ

かみ合わせ治療(自費診療)

(1) 被せ物の誤差、咬み癖、姿勢異常などを診断および治療
(2) 歯並びの異常、咬み癖、姿勢異常などを診断および治療(歯列矯正が必要な場合もあります)


歯周内科(自費診療)

日本の保険診療、基本的に30年前と同一と言われています。
30年前はD N A検査などの手段はありませんでした。そこから新型コロナパンデミックスで一般的になったP C R検査など、現在は歯周病の悪玉菌が、患者さんに口の中に定着しているか?判定できます。
海外では、基本的にまず、真菌は常在菌、そのほかに、どんな悪玉菌が定着したかをP C R(D N A検査)で、容易に判定できます。もともと、それらの悪玉菌に対して、耐性が強い方は良いのですが、耐性が弱い方は歯の周りの歯槽骨が短期間で吸収して歯がグラグラになって、放置すると抜歯の可能性が高まります。悪玉菌に強い方であっても、徐々に歯槽骨吸収が起きて、歯を徐々に失います。咬合が不安定だと、加速します。でも、20〜30年単位です。
(1) 歯周病原因菌の除去を歯周内科治療
(2) 深い歯周ポケットで通常の歯石取りでは、深い部分歯石や汚れを取る歯周外科
(保険適応でできる範囲は保険で行いますが、例外は自費治療になります)
(3) さらに、一つの歯の周りでも部分的にポケットが深い場合(垂直的骨吸収)は、骨が再生する可能性が高いので、再生療法も同時に行います。
(保険適応でできる範囲は保険で行いますが、例外は自費治療になります)


精密根管治療(自費診療)

拡大鏡下最大3〜9倍や歯科用顕微鏡最大倍率20倍を使用し、ニッケルチタンファイルや通常の器具も歯の神経の先にを処置する器具は全て新品を使用します。また、保険診療上、歯の神経の治療を自費でした場合は、土台(ファイバーコア)作成も、最終補綴(被せ物)も品質の高い自費補綴を使用します。


見た目も美しく、虫歯になりにくい、補綴治療(自費診療)

保険治療で現在主流の金属の被せ物は、約50年前に開発され保険治療に導入されました。それでも保険診療で指定された金属の部分被せ物(インレー)は半年、全部被せ物(クラウン)は2年保証されます。要は半年〜2年もてばいい設定です。もちろんそれ以上使える場合の方が多いですが、定期的にメンテナンスで通っていただいても、見た目は金属で、その下で虫歯があってもわかりません。レントゲンで撮影しても、金属部分は真っ白に写ってしまうのでレントゲンでもわからないことが多くあります。保険の金属の良くないところは、熱膨張率が歯と金属ではあまりに違うために、被せ物である保険診療の金属を長年使用すると歯に着ける際に使う、接着剤が一部はなくなってしまう可能性が高まります。(当院では、保険診療も、指定された中でも接着能力的に虫歯になりづらい接着剤を使っています。)


保険診療でも出来る高度な治療

(1) 親知らずを、保存できない歯を抜歯して、同時に移植
(インプラントより太い、親知らずを移植に使うので、インプラントよりも難易度は高くなります。)
(ご自身の歯を植えるので、インプラントよりも材料費が掛らない)
(2) 歯の神経をダメになって精密に治療して詰めても、歯根の先端が膿んだ場合の歯肉切開+歯根端切除+嚢胞摘出 or 歯肉切開なし+再植歯根端+嚢胞摘出
(多くの場合は前歯だけしか出来ないのですが、当院は下顎小大臼歯、上顎の大小臼歯の骨内および上顎洞に根の先があっても、処置が可能です。)

基本的な保険の治療も大切にしています。ですが、その範囲では出来ないことがあります。

それらを含めて、包括的で全身全顎的な治療を、最良の治療を提案するのがデンタルドックです。


デンタルドック(自由診療)

現在の状態(姿勢、かみ合わせ、歯牙の状態など)の資料を揃えるのに1時間30分、説明時間1時間です。説明時間1時間内であれば、治療計画の説明後にあらゆる質問にお答えします。

デンタルドックの手順

【1日目】デンタルドックに関する詳細の説明、患者様のご希望に合うかどうかの相談を20〜30分程度⾏います。

【2日目】1時間30分ほどの現状の口腔内の資料を集めます。

STEP 1パノラマレントゲン写真


STEP 2セファロ規格レントゲン写真(側面、正面)


STEP 3顎顔面C T


STEP 4立位姿勢全身写真、座位姿勢写真


STEP 5歯型模型


STEP 6口腔内デジタル写真


STEP 7光学印象システムによる、全顎デジタルデータ


STEP 8歯周病原因菌の有無のP C R検査(D N A検査)


STEP 9かみ合わせ治療


【3日目】それらの資料を元に、1時間の現状の説明、今後の最善の治療方針、治療計画の説明後にあらゆる質問にお答えします。
※再度、説明時間が必要な場合、30分 5,000円(税込5,500円)となります。


理事長 藤森の思い

デンタルドックの結果で、最善の治療を選択した場合は、総額で数百万円必要な場合もあります。費用を抑えたい場合は、代替えできる部分は、妥協案として保険診療で出来る範囲も提示致します。そしてその際のリスクも説明します。

年齢、基礎疾患、口腔内の状況など、で通常よりも安全に治療が出来ない場合もあります。

高いと感じられる方も多いと思います。でも、今は寿命よりも健康寿命が大切です。寿命(命)の長さよりも、いかに健康で生きるか(健康寿命)大切で、長生きしても介護は受けない体づくり。今後、私たちの体は100年以上使います。ご自身の歯も同様に100年以上、使っていただきたいです。

健康寿命を100歳以上にするって、いっそのこと、歯がない総義歯の方が咬合を簡単に再構築可能です。でも、歯科医師が関与するのにあたり、8020運動で、80歳になっても20本の歯が残したいに近づいています。本当に素晴らしいです。8020運動に対して、、、80歳までに20本残せるには、食生活や姿勢を含めた咬合、歯周病、根管治療、などのいろいろな要素があります。

・10年くらいで乗り換えする車を購入する際に百万円以上、数百万円
・また伸びてくる髪の毛に美容室、毎日洗顔してやり変える化粧品などに年間数万円(50年以上で百万円以上)

歯は、乗り換えも、また生えてくることもなく、削ったところも再生しません。
歯の治療は、どんなふうに治療したか?
① 姿勢を含めた、噛み合わせ
② 治療方法
③ 使用した治療器具
④ 材料
などで、どの様に治療したか?でその後、長持ちするかは、かなりの違いがあります。
口腔、歯も含めて、自分の体の健康に、車や美容よりもお金をかける価値は十分あると思います。

一番は、虫歯にならない、歯周病を悪化させない。初期虫歯は治療しないなど、
食生活(虫歯菌の活性する砂糖接種制限など)や、歯ブラシはもちろん、一日一回は、フロス(糸楊枝)、歯間ブラシなどの不使用に自己管理の徹底。
予防して、治療しなければいいのです。
当院では、出来上がっている大人の歯を守るのは、それが一番大切だと考えています。

でも虫歯や歯周病が、治療が必要なほど悪化した場合は、放置してもどんどん悪化するので、治療は必要になります。
その時に、どんな治療をするか?

客観的に現状を踏まえて説明提案しますので、ご自身で選択する一助になればと思います
この方法でなければダメとか、良いとか、ではないのです。

歯科医師として、最善の治療の提案をします。ただ、それを行うか、行わないか?何を選択されるかは患者さんの自由と責任と思っています。

当院できる、その時の最善の治療方法を、デンタルドックでは提案します。


デンタルドックが適した方
  • 自分の口腔内を最高の状態にしたい方
  • もう何度も治療したくない方
  • 今後の治療を最小限にさせたい方
  • インプラントを避けたい方、入れ歯でも噛める口腔内の状態の方

費⽤⼀覧

デンタルドック相談 5,000円(税込5,500円)
デンタルドック 20万円(税込22万円)
※治療費は別途かかります。

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